enku

P.T WORKS DESIGN

新しい染めの技術や作品づくりに底知れぬ探究心を持って向かっている"enku"の職人、原田氏。 コツコツと積み重ねた、たくさんの努力と研究により独自の配分や工法などで生み出したenkuの藍染・草木染の革は一目見ただけで、高級感と強い存在感を感じます。

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コンセプト
〝日本独特の革を創りたい” そんな、想いから藍染革創りはスタートしました。
日本各地をまわり、理想の革や藍を探し、専門家に話を伺い あらゆる組み合わせを重ね、美しい藍染革を作る事が出来るようになりました。
今後は、藍染め革の更なる研究を重ね、様々な種類の革や、伝統の型染めなどで 新たな藍染め革を発表していけたらと思います。

enkuの由来
隔たりのない空が繋ぐこの世界で 言葉は違えど、驚きや感動する気持ちは一緒だと信じてます。 多くの方と、そんなご縁で繋がっていきたい。 広く美しい空と、世界中の人々とのご縁を込めまして enku(縁空)と名づけました。

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enkuの革

革に草木染めを施すと…ぬくもりのある魅力的な色に。

毎日調子を見ながら藍を建て、また素材によっては時間をかけてコトコト煮出して失敗を繰り返しながら、じっくりと革と草木と向き合って染色をしてきました。

漬ける時間、染め重ねの回数…様々な要素によって色味も変わってきます。一枚にじっくり時間をかける為大量生産はできないですが、その分何度も染め重ねてゆっくりしっかり浸透させて濃く鮮やかな色に。逆にパステルカラーのような淡く儚い色やくすんだヴィンテージ感のある色も。ちろん草木以外の着色料は使用していません。

熱かったり冷たかったり数秒単位で時間に追われたり腰を痛めたりと染色作業は大変ですがその分出来上がりはこだわりが詰まっ満足のいくものばかりです。然の恵みの色をどうぞお楽しみください。

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・藍

基本の藍染革は2種類「Migaki」(磨き)、「bridle」(ブライドル)

「Migaki」(磨き)
きめ細かく滑らかな表面が特徴です。 滑らかな肌触りになるよう職人の腕で実際に磨き作業を施し、また職人たちの知識と技術によってさらに磨き上げられた新たな藍染革です。 手触りだけでなく摩擦や色落ちにも強く、その*堅牢度は、4-5級。 これは国内の革製品の中でもトップクラス評価に値し、白い鞄や服とあわせても問題なくご使用いただける数値になります。 藍染における色落ち色移りを心配されていたお客様にも、安心してお使いいただける藍染革です。

「bridle」(ブライドル)
「自然な革の風合いを楽しむ」そんなヌメ革の様な楽しみ方ができる革です。 硬く丈夫な蝋が芯まで入っているため繊維が引き締まり、雨などによる革の腐食を防ぎます。 また丈夫で使い込んでいくうちに独特の味わい深い濃淡が出てきます。 蝋が溶ける温度と革と天然染料の限界温度ギリギリを狙って蝋を革の中までしっかりと入れていきます。 そのため革の重量は一般的な革の倍近くにもなり、密度も高くなり強く仕上がります。 こちらは藍染めと革の自然な風合いをお楽しみいただくため、使い始めの頃にこすると色移りする場合がございます。

*堅牢度とは、染料などで染色された生地の丈夫さ、主に「色落ちのしにくさ」を数値で評価するものです。

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・藍 x 刈安
刈安とはススキの仲間で黄色の色素を持っています。
昔は緑に染色する染料がなかったため、緑色に染める際は藍と刈安を掛け合わせていました。 じっくり見ることによって手染めでできた濃淡や、藍色の様な黄色の様な、まざりあった色が不思議な感覚にしてくれる革です。
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・茜
茜を煮出した液で時間をかけて染め重ねました。
昔から漢方に使用されたり万葉集にも詠まれたりとなじみのある植物です。夕日を連想させるような鮮やかな茜色になります。茜だけでこんなに濃く鮮やかな色になるなんてと驚かれることもしばしば。植物ならではの温かみを感じていただければ嬉しいです。
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・秋の落ち葉
季節の色を革に落とし込みたくて落ち葉染めをしました。
秋の紅葉している落ち葉を大量に拾い集め、煮だして染め重ねています。
紅葉したモミジの色をイメージし、茜も少し入れ色にムラを出しています。
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・コチニール
サボテンなどにいるカイガラムシからとれるコチニール。
口紅や身近な食品などの色付けにも使用されている天然の着色料です。このような植物由来の顔料でなくとも天然染料で染めたものを草木染めに分類されます。こんなに儚い桃色も自然の染料で染めることができます。

新しい染めの技術や作品づくりに底知れぬ探究心を持って向かっている"enku"の職人、原田氏。
コツコツと積み重ねた、たくさんの努力と研究により独自の配分や工法などで生み出したenkuの藍染・草木染の革は一目見ただけで、高級感と強い存在感を感じ「この革で一緒にものづくりをしたい」と思わされました。
更に、藍染革の色落ちを気にする人が多いことから、染料などで染色された生地の丈夫さ、主に「色落ちのしにくさ」を数値で評価する検査(染色堅牢度検査)を受け評価を公開していたり(4-5級の高評価)、革製品のコバ(端の外周部分のこと)仕上げでは月日が経ってからのメンテナンスを考え、近年は効率化を図り行うことが少なくなっている蝋固め・ふのり磨きなど手間と時間がかかる昔ながらの工法を取り入れ、使う人が長く使えるように配慮しているなど、原田氏の職人としてのものづくりに対しての「こだわりや想い」にも大変感銘を受けました。
PORT-MARTでは染革作りから製品作りまで「こだわり」と「情熱」を持つ”enku"と一緒に使う人にとって”良いモノ”を作っていきたいと思っています。