鹿児島県は日本でも有数の竹林保有面積を誇る「竹大国」と言えます。
その半数を占めるのが見るからに生命力に満ちた太い孟宗竹です。
孟宗竹は肉が厚く、ヒゴにするのには大変な苦労があります。
その為、竹のヘラ等の調理道具やスプーンなどのカトラリーに加工されることが多いです。
逆にざるやかごなどの編組(へんそ)品は真竹で作られることが多いです。
孟宗竹に比べ格段にヒゴにしやすいのです。
こちらは、青い真竹を天日干し、または煮沸などの熱処理にて
竹の油と色を抜いた「白竹」を使って作られた取っ手付きの弁当箱です。
その中でも蓋部分に染めた竹を入れ、見事なコントラストを表現した一段の長方形タイプの大きいサイズです。
九州地方ではよく使われていた子ども用弁当かごより大きさがあります。
ちょうどB5版がすっぽりと入る大きさです。弁当箱という名前ですが、蓋つきの大ぶりのかごも珍しいですから、
おでかけのお供にしてもいいですし、裁縫道具やお茶セットなどを入れるかごにしてもいいですね。
ぜひ、ご自分の暮らしのイメージに合う使い方をしてみてください。
サイズ:約18x22x高さ15(取っ手付き高さ23)cm/530g
天然素材を使った職人手作りの為、一つ一つの形・風合い・色味が若干異なります。
予めご了承いただいた上でご購入いただけると幸いです。表示サイズ、重量などは目安となります。
弁当箱の内側には竹を曲げるために熱を加えた名残で少し黒ずんでいるところがありますが、
品質に問題ございません。
また、表面も竹特有の模様・斑点などが見られることがありますが、
自然の風合いと予めご了承いただき、ご購入くださると幸いです。
お取り扱いについて
・ささくれや破片でお体や衣類などを傷めないようご注意ください。
・水に濡れたらカビが生えないよう、できるだけ水を切り、できればふき取り、日陰の風通しのいいところで乾かすようにしてください。
※お客様のモニターの設定などにより、写真と実際の商品は色が異なる場合がございます。
※商品の仕様規格は予告なしに変更になる場合がございます。